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2011年6月8日水曜日

"Noma" at Denmark

ノマという言葉を聞いてヒピッと来た人はそうとうエンゲル係数の高い人です(笑)

ミシュランとは別に世界のレストランのランキングを毎年付けてており、このデンマークのレストラン、ノマが世界一になったのです。

私はこの本で知りました。この本の著者は単なる料理のおいしさだけでなく、その店の精神のような支柱が大切だと説いていますが、その通りです。


お店をやっている人の多くが今ある現状だけで精一杯(精一杯だと思い込んでいる)でこの一番大切なものを忘れていることが多く、結果、お客が離れて行くのです。

一方、マスコミの情報に一喜一憂して喜び出掛けて行く我々消費者も悪いのです。近頃は**ログなるものがどんなお店も紹介してくれるので(嫌味で言っています)行く前から頭にバイアスが掛り、下手すると行くことさえ止めてしまう場合さえあります。(笑)

たぜめです、料理だけは舌の実証記録なんですから(笑)私のようについ先日も鎌倉の鰻屋さんで失敗したように失敗を恐れてはいけません(笑)

話をノマに戻して、ちなみに昨年の1位はスペインの「エルブジ」2位はイギリスの「ザ・ファットダック」を抜いての受賞です。

この二つはいずれも化学=調理の考え方で、分子ガストロノミーとも言われています。

デンマークと言えばスノーガスボードのような伝統的スカンジナビア料理を想像します。我々日本人には結婚式の冷たい前菜のようなあまり良いイメージはありませんが、メニューを見てみると中々凝ったものが多く、伝統的な食材が新しい調理法でアレンジされており、かりとて人気のイタリア料理やスペインの料理とは一線を画すもののようです。

ちなみに予約は3.か月から6か月待ちとのこと・・店はコペンハーゲンの街並みに上手く調和しています(これも大切)

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