ドイツワインというと甘いデザートワインや発泡性の安いワインを想像しがちですが、GWに飲んだワインは辛口でしかも香りもあり、酸味も押さえられたなかなかのものでした。
そのワインは一般の小売では売っていないのでインポーターから直接ケース買いしたのです。
そのインポーターの営業のS氏より電話をもらい、新しいワインが入荷したので試飲して欲しいので鎌倉に来るというのです。
ランチをしていたので少し遅れてしまいましたが、S氏がやってきました。
ひとつはリースリング、これはリースリングのくどい甘さはありません。特有の青りんごの香りと酸味です。酸味は強くはありません。飲み後のほのかな甘さも気になりません。
もう一本はさらに遅く摘んで甘いはずのものをしっかりドライに仕上げたものです。ドイツでは樽に入れるとランクが下がるのに会えて樽に入れなおして樽香をつけたものです。アルコール度数も13%と高く、請った作り方です。ただ、この樽香が私の好きな香りではありませんでした。
もう一本はゲベルツトラミネールという品種の葡萄をつかったものです。この葡萄はライチの香りがします。ただ、デザートワインなので私には向きません。
4本目はドイツワインなのにピノノワールと銘打っています。ブルゴーニュを相当意識した作り手で、スミレの香りとともにしっかりとしたタンニンもあり、舌先に残るざらつき感はピノというよりカベルネです。これはブラインドならドイツワインとは分からないでしょう。
営業のS氏も相当ワインの知識は詳しく勉強をしています。
ということでリースリングと赤を購入しました。
鎌倉ベースに半分用意しますので是非楽しみください。
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