ヘミングウェイと開口健どちらも好きな作家だ。
省略文体が経験からくるものだということは知っていたが、ヘミングウェイが10代のときに戦争で受けた心の傷を生涯背負って、そのリハビリとして小説を書いていた。
今で言うPTSDだ。
彼は深く自省する為に小説を書き、平仄を保っていた。
ヘミングウェイが3度目の妻とアジアに向かう際に立ち寄ったワイキキでの写真がある。
体にフィットしたTシャツに足元はシャック・パーセルだ。
彼はアバクロやLLビーンを偏愛していた。
物から見る作家も面白い。
そんなことを知る一冊です。プールやビーチではパラパラと頁がめくれてお勧めです。
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