渋谷や青山がまだ毒されていない時代があった。そうユニクロやH&Mのような安売りをグローバルにしない時代のことです。
あのころは無理して大人ぶる若者が背伸びをしていた。そう今の若者のように自分は自分、冷めた目でこの世界を睥睨することなく。
私たちを育てたのはそん酒場だった。
その筆頭がBAR ラジオだった。あそこに行くときは緊張した。真夏なのにシルクツイードのエイボンハウスのサマージャケットを着て出かけた。
どこのマティーニを飲んでも、スーパードライは数あれどあのふくよかなマティーニはラジオが筆頭だ。
渋谷にも吉祥寺のサムタイムのオーナーが開店したアルコホールというBARがあった。私はここでアイレイを覚えた。
近くには門というバーがあった。こちらは古き渋谷を髣髴とさせるBARだ。
自ら何百回とステアしたマティーニも満足ものは出来ていない。鎌倉で特別に美味しいマティーニを飲むためにこの本を購入した。
だって村上春樹さんのようにまずまずのブラッディメアリは空の上で味わえるのだから。
ここは頑張ってみようと思うのだ。旨いマティーニ、期待してください!!
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