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2011年10月26日水曜日

TPPを考える

TPPとはTrans-Pasific-Patnershipつまり環太平洋戦略的経済連携協定であります。

これについて皆さんは考えた事がありますか?

私は先日、N新聞社のH女史とお話した後、これについて考えてみました。

そもそもこのTPPは小国が独自の連携を深めて大国に対峙しようと戦略的に作られたもので、発足当時はシンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランドの4カ国でした。

それがいつの間にかアメリカも加わり当初の様相とは大分変わってきたのです。

すでに日本は多くの国との間に関税を引き下げ自由貿易体制に移行しています。

それらの国との間ではTPPに参加しようがしまいが実質的な影響はないのです。

あるのはニュージーランドとオーストラリアぐらいです。

TPPに参加することで一般的に日本の輸出が増えると言うのは正しい理解ではないのです。増えたとしても数パーセントです。今のような為替レートの変更があれば全く効果はありません

。ただし、ここで注意しなければならないのがチャイナリスクとアメリカが必死に日本の参加を求めている真意です。この大国の動向次第でTPPは良薬にも毒薬にもなりえるからです。

まさか皆さん、アメリカが日本のためにそうしているなどと思ってはいませんよね。


TPPとは貿易に実質的に影響を及ぼすものではなく、政治的つまり国際関係における発言なのです。我々は参加か非参加と二元論で論じますが、そもそも政治的、戦略的話題なのです。これを理解しなければなりません。

民主党の某人が途中脱退もあり得るなどと発言したことはまるで理解が足りません。恥ずかしいばかりです。

農業分野での大打撃と訴える人もいます。これもおかしな理論です。世界的潮流の前に小さな小石のダムは用をなしません。

ようするにTPPとはそうしたものなのです。本論を理解せず成否を求めている我が国の現状に憂鬱になります。

内田先生がTPPについて論じていました。興味深いのでご参考にして下さい。

http://blog.tatsuru.com/

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