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2011年12月15日木曜日

シグナリング 地頭力

大学の友人O氏が「地頭力」という言葉を使っていたが、まさにこの地頭力は企業に求められる存在なのです。

監査法人の狭き門といわれる昨今ですが、息子の同級生は既に3年の在学中に公認会計士試験をパスし、その時点で某大手監査法人の就職が内定したと聞きましたが、やはり企業の方でこの地頭力を求めているのは紛れもない事実です。

では何故、地頭力が必要なのか?

以前、マイケル・スペンス著「マルチスピード化する世界の中で(邦題)”The Next Convergence: The Future of Economic Growth in a Multispeed World ”(原題)を良書だと申しましたが、それはマクロだとかミクロだとかいう従来の経済議論があまりに静的でかつ懐古的で、現在の経済状況を取り巻く環境とはそぐわないと感じていたからですが、そもそもこのマイケル・スペンスは労働市場に関する考察で一名をはせた人であります。

彼の主張するシグナリング理論とは企業は地頭力の良い人材を求めており、そのシグナルは雇用されたいと願っている人にシグナルとして送られ、結果、地頭力を獲得した人材を確保することが出来るし、出来るように市場は働いているというものです。

数式を見たのですがとても理解できませんでしたのでここでは割愛します。(笑)

てはどうやって地頭力を付けるのか。それは自分が興味あるということが生じたら後回しにせず調べることです。全て網羅している人間などおりません。ですが一つの興味ある事柄を相手に世界を論ずれば良いのです。(これ就活の極意でもあります)

30年前に商社から就職先を転じた私が6社の内定を戴けたのも、当時は会計では蚊帳の外といわれた時価に関して、相対的評価の必要性を財務に限らず、経営理念においても拡大して、無理やり構造主義的哲学考察と結びつけたお陰でもあります。

就活は地頭力を見せる絶好の機会とお考えください。

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