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2012年1月12日木曜日

自然との対話 塩釜

お世話になった先生の葬儀で塩釜です。

「はやて」なら1時間半で仙台です。

震災でも先生のご実家は高台にあり難を免れたようですが、体調を崩されたままだったので心配していたのですが、松の内が明けた翌日に逝去の知らせが届きました。

テレビでは防波堤は20メートルにするとかしないとか、自然の脅威に対して人知の及ぶことは僅かです。そんなことより逃げることの方がもっと大切です。

津波に対して言えることは、まず逃げることです。5階建て以上の建物を避難建物として神奈川では認定して指定しています。

KKAFもそんな建物のひとつです。自然と対峙するのではなく自然と対話する。そんな心構えが良いような気がします。

塩釜は水産加工業の街です。有名な笹かまぼこもここで作られています。

左党の人には浦霞という日本酒もここの特産です。

先生は荏田に家を建てるときにもいらっしゃてくれました。

先生から教えられたことは、良いと言われることが出来るならそうしないさいということです。強制やがんじがらめに言うのではなく、自然体で出来ることを薦めるだけです。

だから無神論者の私たちでも長くお付き合い出来たのでしょう。

今日も良いと言われることをやってみます。気持が少し軽やかになりますから。

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