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2012年2月15日水曜日

シェアビジネス



フェイスブック、その他のソーシャルネットワークを始めシェアビジネスが謳われ久しい訳ですが、

私も数年前にこのことを調べた事があります。

同期の三浦展氏もシェアについて書いていました。

日本通として昨年、日本に永住する為に来日したドナルド・キーン教授のHPを時折り覗いていたのですが、そこに日本の不動産業者がリンクしているのです。

この業者の物件は契約期間も固定化されておらず、シェアできる物件を紹介しています。

コロンビア大学という知の学府の生徒に直接、訴求するそのビジネススタイルも一考ですが、すでにシェアは当たり前になっているという気がしました。

そこへ行くと日本はどうでしょう。

日本ではまだワンルームスタイルが主流です。経済的には疲弊し、仕送りも数年前より1万円以上下がったと聞きます。

それでもまだ効率的と言うことで土地の立地を無視して、ワンルームマンション建てる地主が多いのも事実です。私には柔軟性失った細胞のようで一つ一つが独立しているものの、脆弱で儚い物のような気がします。それよりこれからは可塑性を持った脳細胞のようにお互いが助け合い成長する手段を考えても良いのではと思います。

最新号のブルータスでもシェアの特集をしていました。確かにニーズは高まっているのです。世の多くの地主さん緒勉強して下さいね・・・・

閑話休題
日銀がインフレターゲット論を持ち出しました。世の経済学者は何を考えているのでしょう。日銀は金融緩和し市場にお金を流し、ある程度のインフレを起こしたいと言っていますが、ナンセンスです。

前述したシェアの思想はそうした従来の経済学が取りこぼしてきた部分なのです。何故、大企業は結婚と持家を進めるのか分かりますか?それは社員を隷属させ、有無を言わせぬ、企業にとって造反、離脱しない都合のよいものに作り替えるためです。

私は正社員と非正社員がごちゃまぜで良いと思います。非正社員だとしても隷属させられぬメリットを享受できるし、企業が永続だなんて発想は古すぎます。

昨日も設計やデザインをお願いしているK設計事務所のSさんが今年からシェアをしたいと言っていました。大いに結構ではありませんか。シェアにも問題があるでしょう、でも経験しないとその解決の仕方も課題も見えてこないのが事実です。

個人的には鎌倉あたりの古民家を皆で借り受けて、路地で野菜など栽培して、毎日、お金をかけずとも楽しい生活をする(すみません既に勝手にやらせていただいています・・笑)ことを推薦します、だって3月の末になれば500円で3杯は食べられる生シラスのシーズンになりますし、今時期は海岸でワカメが取り放題ですから・・・・・まあ、鎌倉さんに間違えられる可能性はありますが・・・・

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