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2012年3月25日日曜日

社会ネットワーク ミルグラムの実験

FACEBOOKを始めて2日目なのに中学で一緒にバスケをしていた友達と繋がった。

連絡の取れなかったオーストラリアの先輩とも繋がった。



まあFACEBOOKの熱に踊らされぬようによくよく考えてみると、暫く前に複雑系の勉強のため何冊か読んだ本の中にSteven Strogatz「SYNC」があって、その中にミルグラムの実験という章が設けてあった。

これはネブラスカからマサチューセッツ州シャロンにいるある人物までたどり着く(直接連絡取れるのは個人的知り合い、つまり知り合いの知り合いは駄目というもの)まで何人必要かという実験だった。

結果は大方の予想(100人以上必要)とは異なり2人~10人の知り合いで可能との結果になったのだ。

つまり平均で5人つまり6次の隔たりでリンクが形成されたことになるのだ。

もちろんこの実験は全てに当てはまるものでもないし、クラスター化率を計算することもできないのだが、社会ネットワークがいかに極小でも存在出来る可能性を示したと言える。

FACEBOOKはこの特徴を表している。FACEBOOKにはFACEBOOKの可能性があると思う。一方ではブログはブログの役割があるように思うのだが。

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政治が混迷している現在、以前にも書いたが私が注目している政治家は石橋湛山である。



彼への批評は数あれど、この「雨神者」という本には公人つまり公とは何ぞやということが記されている。

この本は今は亡き恵比寿の名物本屋の主で稲穂の大学を卒業されていた大先輩のI氏より戴いたものだ。I氏は石橋湛山の孫にあたるT経済新報社の社主よりもらったものだと言っていた。

こんな大切なものを戴いたのだ、政治に関心が無いわけにはいかないのだ。

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