蝦夷鹿のヒレ肉が届きました。今回は北海道上川郡の「上田精肉店」より取り寄せました。ローストにしようか煮込みにしようか迷ったのてすが、油の少ないヒレ肉なので煮込みにしました。写真は生肉に塩コショウと杜松の実をすり込んでいるところです。私のレシピはこの杜松の実(ジェニパーベリー)と杜松で味付けされたお酒のジンを加えることが特徴です。これは他のベリーとも相性が良いと思います。
蝦夷鹿の赤ワイン煮
材料 蝦夷鹿ヒレ肉、赤ワイン、オレンジジュース、ラムレーズン、杜松の実、ローリエ、塩、黒胡椒、バター、ピーナッツオイル、小麦粉、ミルポアの材料(にんにく、人参、セロリ、玉葱、りんご)、ジン、ブランデー、フォンドボー、フレッシュベリー
作り方
①肉に塩コショウ、杜松の実をすりつけて小麦粉をまぶす
②フライパンに少量のバターとピーナッツオイルで肉の表面に焼き色を付ける
③肉をはずした同じフライパンでミルポアの材料を炒める
④暖めたフォンドボーにミルポアの材料とローリエをいれまぜる
⑤野菜の旨みが十分引き出せたら、ミルポアの材料を取り出す
⑥鍋のスープを濾して、綺麗にしたものに肉、赤ワイン、オレンジジュースを入れよく煮込む
⑦焦げないように2.3時間ゆっくりと煮込む(途中、ジン、ブランデー、赤ワイン、塩コショウする)
⑧仕上げの少し前にフレッシュなブルーベリー、ラズベリーのベリー類を入れる
⑨甘みが足りない場合には、ベリー類のジャムを少し足す
感想
このところ明け方近くまで勉強している息子と娘にたまには美味しいものを食べさせるべく作ったのですがこれが大正解でした。価格もお手ごろなので野生の蝦夷鹿ではなく飼育しているものと思っていたら、この季節にハンターが狩猟してくる野生のものらしいです。価格以上の美味しさです。これで鹿肉のレパートリーが一つ増えました。皆で赤ワインを飲むときには最適な一品です。こんど是非作っていきましょう!ワインは煮込み用に「セントフランシスカ」というカリフォルニアのカベルネソービィニヨンの開栓して空気の含んだものを3/4本、今日の飲み物として「キャンティ・クラシコ ラ・ザラ」というタンニンの効いたワインで合わせました。
花札ではありませんが、「鹿は紅葉」と言われるくらいこの季節の鹿肉は美味しいです。妻曰くMちゃんのパパはこの鹿を撃ちに北海道に行っているということです。と・れ・る・と・い・い・なー・!!!(内心少し期待してます?!)霜降の一日でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿