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2008年11月11日火曜日

減価償却率 0.319

0.319この数字なんだか分かりますか?正解は乗用車の減価償却率です。乗用車の減価償却は6年と決まっており、毎年この数値分価値が下落していくと定められています。
もちろん車のようなものは「サンクコスト」ですから、絶対にローンで買うべきものではないというのが持論です。個人なら新車で買ってとにかく長く乗るこれがベストです。しかしながら、会社の場合は少し違います。小規模な我が社では確かに減価償却費はキャッシュフロー上有効に作用しますが、売上とのバランスが大切になってきます。つまりこの塩梅を見ながら、毎年の減価償却費を検討していくことになるのです。
考えようによってはキィを1回ひねれば、即中古車です。中古車選定のポイントは高年式、走行距離の少ないディーラー物(ディーラー保障付き)ということになります。それ以上年数を経てしまうと、減価償却率による価格と実勢の価格の差が多くなり、キャシュフロー効果の面では割高感のある車を保有することになります。試算ではこの下落率は、人気のドイツ車で70%~85%、人気のないメーカーでは60%~50%となります。ただし、この11月時点での統計で、全てディーラー車です。並行車はもっと下落します。

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