今朝、金融危機以降の実態経済の不況の一例として、ニューヨークのシヤッターが降りたままの店舗を特集していました。
日経新聞のコラムにもありましたが、産業構造自体がダウンサイジングしていると。確かに以前にも話しましたが、従来型の製造業は高付加価値、高価格というアップサイジングの物づくりでした。ニッチの市場ならともかく、メジャーな舞台ではこれでは陳腐化した発想です。
ニューヨーク、東京、ロンドンの3都市はまさにグローバルシティです。従来型の定義どおり、グローバルシティなら拡大を続けるのでしょうか?
グローバルシティだからこそ、人間の細胞のように膨張と縮小を繰り返すのでは?
ではこの都市の消費はどうなるのでしょう?現在は一時的需給のアンバランスなだけでしょうか?それとも大きな構造変化の前触れなのでしょうか?
大きな変化がおきているとき人はその変化に気づかない事も多々あります。
しかし、こういった時に怯えていて何もしない事では埒があきません。熟考して、実考して、熟考して、実考するそして大胆に実行することが必要です。
昨年よりこの問いの答えを求めるべく、国外や国内も視察し分析してきました。
消費意欲の減退は確かにその通りです。いつまでも消費意欲は減退したままなのでしょうか?
聖人ばかりでは面白くないのでは?とつい考えてしまいます。
将来が見通せる望遠鏡が欲しい昨今ですが、きっとその望遠鏡が手に入れば面白くもなんともない未来になってしまうでしょう。
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