大切なお客様であり、真の応援者であるK氏ご夫妻に今後のK家事業の方向性についてお話申し上げました。毎年、自分がどのような考えを持って、どのように接してきたのか過去の記録を読んでいると良く分かります。
考えてみるとこの計画はすでに5年以上前に起草されていましたが、タイミングを見据えながら実行の予定についていつ着手するか検討してきました。慎重に慎重にやってきました。
昨年末よりの金融恐慌や景気低迷の影響とこの計画を天秤に測りながら、方向性を出さなければなりません。責任の大きい重大な作業です。マスコミや人の言う事や度量の狭い判断から中止してしまうということでは簡単ですが、このスキームの本質的解決にはなりません。私もそのために世界経済の動向、政治体制、法律的問題点など4年に亘り検討してきました。しかし、絶対という結論は出ませんでした。
K氏はすでにそのような状況も全て高所見地より理解されており、この計画実行の必要性、リスクも全て承知しておりました。さらにK氏はその言動が己の欲のためかどうかも鋭敏に感じ取っています。
私心ですがこの方向性こそがやはり現段階では最良であると心底より思っております。己の私欲のためでなく、お世話になっているK氏の意思と今後のために最良の方法であると信じて止みません。
そのような状況を全て理解戴いていることを大変嬉しく思っています。
アドバイスは簡単です。しかし、その答えが正しいと言うならば、その根拠を示さなければなりません。
正しいか、正しくないかは分からないが、社会の色々な情報を多角的に検討し、分析した結果こっちのほうが良いのではとしか私には言えません。少なくとも一元的観察眼ではお話になりません。
ADVICEの語源は「AD」他人のため「VICE」見ることです。「自分のため」ではありません。
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