3日間家を離れていたのでもうどこかへ行ってしまったのかなと思っていたら、朝ヒョちゃんが鳴いています。
行く前に、手製(手製といっても木の余りものを接着剤で付けた簡単なもの)の餌箱を作っておいていったのです。
私が出て行っても逃げません。今日はパンの屑を放り投げてやると直接器用に食べます。
何匹か来ますが、この子が一番度胸が良いのです。
こんな小さな生き物にも個性があり、ちゃんと他の動物ともコミュニケーションをしています。地球にいるのは人間だけではないのだと思い返します。
小さな生態系の頂点にいるカラスさえ今日はヒョちゃんが勝っていました。面白いことです。
周りの小さな出来事もその人次第です。私はとても幸せな気分でヒョちゃんの動きを見ていました。
小さなころ煙突から落ちた雀や傷ついたカラスを飼育したこともあります。蝙蝠も飼育しました。
餌付けして唯一馴れなかったのはイタチです。足尾の裏山のほこらの住処に餌を置いてくるのですが、餌は無くなっていても姿は見えません。そうイタチは夜行性なのです。夜は怖くて行けません。何分その沢はマムシ沢と呼ばれていましたから・・・・
自然は自然のままが一番だという人がいます。私もそう思います。餌をやる行為はその自然の摂理に反すると言われるでしょう。その通りです。
でもでも、子供が人間以外の動物と触れ合うことで、人間のエゴや生命の大切さを学べるのだとしたら、その行為も無駄ではないのでは??
愛犬にはドッグフード以外与えないという厳格な愛犬家もいます。それはそれで良いではないですか。
しかし、どうせ短い人生(犬生?)です。一緒にいられることがこんなに幸せだとお互い思いたいじゃありませんか。と私は不届きにもメイプルのシュークリームのかけらをさくら達に与えてしまうのです・・・・
庭の雪柳が咲き始めました。妻は鳥に来てほしくて実になる木を植えています。ぐみ、きんかん、キウイ、こけもも・・・・・この地球はものすごく微妙な関係で成り立っているのです。しかし、それは決して弱いということではありません。生命の持つ力強さを兼ね備えているのです。
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