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2011年4月21日木曜日

後藤新平 都市計画

都市計画を勉強していた頃、後藤新平の話題は肯定されるというより、東京の都市計画の不完全性や脆弱性を問う時に使われていた。

後藤は文字通り、明治、大正、昭和の3世代にまたがる政治家であり、満鉄総裁や台湾総督など要職を歴任し、関東大震災後の復興の旗振りをしたのである。

都市計画としての諸問題は別として、後藤が何故そのことをしなければならなかったのか、今回の震災で初めて分かったのである。(私にとっては日米安全保障もつい最近、なるほどだからなんだと納得した経緯と似ている)

この後藤にしても議会の反対に合い、予算を縮小されての実現である。今の菅政権がこの都市計画を行えるのか、様々な基本案が出てきているがどれもおとぎ話のようである。

後藤の死に際の言葉にこんなものがある。

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よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ

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