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2012年3月16日金曜日

温故知新 1989年

私が恵比寿で飲食店を始めたのが1989年の10月でした。

あの頃の恵比寿には一風変わったお店が点在していました。

恵比寿の商店街にはものすごく地味な本格的なアウトドアショップ「銀河山荘」なるお店があったり、閉店してしまった「香月」もまだ拡張する前でした。

そんな中、温故知新というお店も恵比寿で産声をあげ、その後中目黒に移転し、20年以上、続けていましたがこのたび、大船に移転してしまいました。

中目黒で仕事をする上でこうしたユニークなお店の存在もさることながら、古い物の良さ、つまり温故知新の心得を学んだものです。

東京は確かにエキサイティングな街です。ある人が言っていたように、変わるそのスピード尋常でなく、そこがこの街の魅力だと・・・・確かにその通りです。

ただ、最近の若い人は作られたもの、与えられたものより、拘って拘って自分流にカスタマイズしたいという欲求が強いのです。

そこを旨く利用して、ポンと背中を押してやるだけで、揺れ動く分子が収束し、一点に結実してまとまるのです。

そんな私が企画した物件です。たまには仕事の話でも宜しいでしょう???

ちなみに神社は企画してません(笑)

これは1階が美容室、2階はギャラリーです。耐震強化して事業化しました。利回り***%。とても申し上げられません!!!


袋地の建物をそのまま使っています。大物芸能人出没率高し!!!


これはその隣の隣のたてもの、2階はスチール撮影にも適した事務所兼打ち合わせ所兼ギャラリーです。オーナーはTVで引っ張りだこのA女史。


アイアンの看板や、古いオイル缶が所せましと並べられたおもちゃ箱のような店内です。


ここも2階の美容室です。とても律儀なしっかり方です。


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