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2013年1月30日水曜日

自分史としての写真

若いお父様、お母様方に申し上げる。子供が小さな頃に一生懸命に写真やビデオを撮っている方も多いと思われますが、間違っても子供のためになんて思ってはなりませぬぞ。

これらは皆様の自己満足のためのものであって子供は欲しがりませんし、子供達はそれぞれの自分史を作る訳ですから無用の産物と思って下さい。

私はそうした自分史としての写真を今整理しています。きっかけはアナログからデジタルへの変換です。アナログのデータは取ってありますが殆ど見ることなどありませんから。

私が死んだ時に子供達が処分に困らないようにする意味もあります。(笑)

そこでネガポジを整理し始めたのです。もちろんデジタル化するためです。

一人目の方が写真が多いと一般的には言われますが、我が家の場合そうでもないのです。

二人目の方が多いかと言うのではなく、ある時期の写真が極端に少ないのです。

丁度私達が横浜に引っ越す前後の時期です。考えてみるとあの当時はとにかく子育てに仕事に格闘していたのです。写真を撮るようなイベントも余裕も無かったのかもしれません。

その後、横浜に移ってからは海外旅行の写真や愛犬との散歩の写真など多くが見られるようになりますが、この時期は本当に極端に少ないのです。

私達親は過渡期の一時期として今は見られますが、子供(特に上の子供)にとっては大切な時期

にあまり手を掛けてあげられなかったのですから当時はどんな思いだったのか胸が痛くなります。

たまには過去を振り返り、自分の歩いてきた道を振り返ると決して平坦ではなかった事に気づくとともに、よくまあ今があるなと感慨深くもあります。

娘は今春より新しいページを開く予定です。二人が三人に、三人が四人に家族と言う人生のある一時期を一緒に過ごす大切な共同体のリーダーとしてやっていかねばならないのですから・・・

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