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2009年12月21日月曜日

Matiluda 素敵なプレゼント


事務所のある1階に入っていただいているマチルダさんは例年、夏と冬に素敵なお花を戴きます。
このクリスマス仕様の寄せ植えも素敵です。器には黒のレザーを使っています。
オーナーのKさんは隣のビルの1階で教室も開いていて、すごく人気があるようです。でもこのお花を見れば納得です。センスが違います。

霜柱 frost column ice needle


英語ではアイスニードルとかフロストコーラムといいますが霜柱のほうが断然いい響きです。


日本語の表現はこういったところに美しさを持ちます。寒くなってきました。早朝の散歩に霜柱が見られます。
この12月世界的に寒波が到来しているようです。ポーランドでは数十人が凍死したとききます。ニューヨークでも大雪のため非常事態宣言が出されています。
COP15が終わったばかりですが、地球は確実に悲鳴を上げています。

京鴨のグリエ 南瓜とオレンジピュレ 八つ橋風味  蟹マカロニグラタン







K家のクリスマスパーテイに持ち寄る京鴨のグリエと蟹マカロニグラタンです。
昨日、作ったもの(ワインと一緒の白いお皿)とは火の入り方に差があります。今日は偶然マカロニグラタンのオーブンの上でアルミホイルで鴨肉を温めました。これが大正解!!
ロゼに仕上がりました。
もう一回は中々出来ません。偶然の産物です。
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いつもながらK家のホスピタリティには感服いたします。美味しいお酒と料理、特に私はりんごを牛肉で巻いてクロケットにした料理カリフラワーのスープが素晴らしかったです。何故美味しいのか?それはKママは自宅でお料理教室を開いているのです。相当数の生徒さんをお持ちのようです。先生なのです。
今回は来春に出産予定の長女ご夫婦と、近くで東洋医学を学ばれてKママの脚を治癒した女性の先生も同席されていたので、艾年を超える我らが夫婦、色々なことを訪ねていました。
西洋医学のスペシャリストのDr・F氏も東洋医学を決して否定しないのです。そういうところが狭量でない所以であります。
最後はほんとんど記憶にありません。楽しい会話と食事とお酒、まさに「酒とバラの日々」でありました。


忘却は闇のかなたへ・・・・・・・・・ムニャムニャ・・・・・・・・・・・・






2009年12月20日日曜日

ポアンカレ予想   ペレルマン

多連結な三次元閉多様体は、三次元球面S3にむ同位である」とするポアンカレ予想を証明したのはロシアの数学学者、グレゴリー・ヤコフレヴッチ・ペレルマンです。世界の数学者が集まってこの証明の正しさを検証するのに2006年まで掛ったということです。

我々は直観的に形をとらえます。彼らにかかるとハチマキのできる形は同一で、出来ない形は別であるということになります。

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彼は16歳で国際数学オリンピックで全問正解の金メダルを受賞したそうです。今年、東大の数学科に入る予定の筑駒出身者にも似たような数学の秀才がいます。確か彼も16才で受賞です。

息子が数学の専攻を諦めた後輩です。

FRENCH PARADOX

フランス人が脂肪分の多い食事をとり、ワインを飲みながら、動脈硬化や心筋梗塞が少ないことを「フレンチパラドクス」と言います。

この頃では経済においても労働組合や官公庁の連帯が強く、社会主義的な側面を持つフランスが経済的に優位であることも「フレンチパラドクス」というらしいです。そういえばルーブルやオルセーもストで開館しないということがあったばかりです。

原因は様々に解釈されています。人口減から人口増に転じた社会現象であるとか、底堅い消費であるとか・・・・・・・・・・

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ちなみにジャズの名曲「酒とバラの日々」は英訳すると、Days of wine and rosesです。

ウイスキーや日本酒、焼酎じゃないんです。ワインです。

量子論 ヒルベルト空間

COP15がデンマークのコペンハーゲンで閉幕しました。会議の成果はともあれ、このコペンハーゲンは後の量子物理学の巨人となるニールス・ボーアを生み、コペンハーゲン学派と呼ばれるまでに世界中の量子物理学の知能が終結した場所でもあります。

統計学というのは別に経済指標の作成のみにつかわれるのではありません。医学徒は医療統計に、数理学徒は数理統計にもつかいます。

数学とりわけ量子物理では基礎の基礎です。

アインシュタインは量子論を最後まで肯定しなかったと言われていますが彼はこうも言っているのです。
あちら側には広大な世界が広がっている。それはわれわれ人間とは無関係に存在し、われわれの目の前に大きな永遠の謎のように立ちふさがっている。そしてわれわれはその一部しか調べることはできない

つまり、理解は出来ていなくてもなんとなく存在することはうすうす知っていたのです。

さらにシュレティンガーの猫で有名なシュレティンガーもこう言っています。
絡み合いは、量子力学の特徴の一つというよりも量子力学そのものである


この量子の絡み合いは、直観的に認識できないものではないようです、最後にシモーニとクローザーの言葉です
ベルの定理からもたらされる帰結は、哲学的に驚くべきものだ。科学者の持つ実在論を完全に捨て去るか、あるいは我々の持つ時空という概念を根本的に変えなければならない

我々は理解できることのみを「現実」としているのです。

ウルルの森の物語 ウルフドッグ




絶滅した蝦夷狼の血をひく子犬の成長物語「ウルルの森の物語」が公開されますが、ここに登場する狼犬はエゾオオカミではありませんが、狼と犬の交配種「ウルフドッグ」です。
狼と犬との交配種ならばなんでも良いというわけではなく、狼%tが70以上が好まれます。


JKCではオランダとチェコスロバキアのウルフドッグのみ公認しています。前者(写真銀灰カラー)を作出者の名前をとってサーロス・ウルフホンドといいます。




写真はウィキペデリアよりお借りしました。