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2009年7月30日木曜日

セントアンナの奇跡



どうしても観たいと思っていた「セントアンナの奇跡」観て来ました。場所はララポート横浜です。

戦争映画にはあまり興味のない私ですが、「父たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の2部作を観て、何か消化しけれないものを感じていたので、この映画を一度は批判した(後になって訂正)スパイク・リー監督の表現を是非観たかった事もあります。
内容はお話しません。ただ一部の評論家がいうような人種差別を単元的に描いたものではなく、悪の中の正義、正義の中の悪の存在をあぶりだしています。
前作2部作が敵と味方という対立構図にある同質感だけだったのに対して、民族や国を超えた集団や個に潜む善と悪を描いています。このあたりがスパイク・リー監督の凄腕であるところです。
そう身近な社会である学校や会社にも「差別」「排斥」が存在します。人間の持つ根源的悪が。

彼はニューヨーク大学、コロンビア大学でも教鞭をとり、確かにリベラルな作風であります。彼の奥様は弁護士でもあり人権活動家でもあります。

そうそう映画のスタッフのことを彼は「CASTS」でなく「PLAYER」と呼ぶそうです。字幕もそうなってました。

音楽のプロデューサーはテレンス・ブランチャートでした。数年前、来日した折、ブルーノートで彼のライブを聞いたことがあります。大柄な体格に似合わず、シャイで知的な印象を覚えました。

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