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2009年8月4日火曜日

スーツ考

スーツは仕事着と割り切ってしまえばそれまでですが、やはり拘りがあります。

以前はラルフローレンの20万円以上するスーツを作ったり、ゼニアの生地でオーダーしたりしたこともありますが、やはりバカ高いものは良くありませんか。実際に着ていても着心地が良くありません。

それに営業ならまだしも私のような場合、細身でまるでジーンズのようなパンツと肩甲骨が浮いて見えるようなトレンドのスーツははっきりいってかっこよいとは思いません。

今回、伊勢丹のモダンブリティッシュはこの類でした。結局、ガーデンプレイスにあるポールスチュアートでオーダーしました。1着はグレーの薄いペンストで、もう1着は紺系のスーツです。

TPOは必要です。どんなに高いスーツでもこれを外すとかっこ悪いです。今回のスーツには夏物宜しくモヘア混毛しておりシャリ感があり涼しそうです。

2 件のコメント:

スコママ さんのコメント...

背広の値段について

私が最初に手に入れた(卒業祝いの)背広は目白のテーラー竹内のオーダーメイド。昭和39年(1964年)のことで3万円。
私の初任給が2万1千円。色はチャコールグレー。この価格以上の背広を自前で作るようになるまではその間インフレがあっても相当な年数を要した。
最近はだいたいこの価格帯の背広が自分には合うと云うゾーンが出来た。
その一つにごくありふれた濃紺があるが、初めは私の価格の3分1でも4分1でも同じような濃紺背広が作れるように思えたが、数年経つとその価格の妥当性がわかった。
20万円を超える背広を作ったブログ著者の気持ちが分かる。

スコッチ曽根

saku1115 さんのコメント...

Sパパはいつも時間差のコメントなので、作者は先に行っていて確認が遅れてすみません!

オシャレメーカーのSぱぱの足元にも及びませんが、私とてたとい仕事着(スーツ)といえども何でも良いという訳にはいきません。

私は始めて上着(スーツではなくブレザー)を作ってもらったのが叔父でした。叔父は生まれてすぐ階段から落ちて聾唖になり、その後、東京の洋品店でオーダーメイドの洋服をずっと作っておりました。

その叔父が私のために引退して見えない目で手縫いで作ってくれました。残念なことに今は紛失してしまいましたが、あれ以上のものにはお目にかかったことがまだありません。

という訳で今回は結局オーセンティクなポールスチュアートで作りました。セミオーダーです。

濃いグレーに青の薄いストライプのスーツと濃紺のスーツです。濃紺のスーツはまさにSパパをイメージして購入しました。

価格は嘘をつきません。しかし、良いものになればなるほどほんの少しの違いにお金が掛かるようになります。そうですよね!