谷中には千人塚が多々あります。大正後期には大学病院などで解剖した身元不明者や罪人を土葬で葬ったそうです。(写真の東京灰骨紀行より)
そんなこんもりした千人塚とは別に今は天王寺で東京大学医学部解剖慰霊祭が執り行われているようです。息子に「怖い話」として今度話してみましょう。
それにしてもこの本「東京灰骨紀行 小沢信夫著」はユニークです。現在の築地の聖路加病院敷地に慶応大学発祥の地があってたことははじめて知りました。
今日初めて知った漢字です。
鳳梨=パイナップル
石决明=あわび(からのこと)
知らないことを知りまた忘れてしまう。そしてまた知らないことを知る。その繰り返しです。
著者の小沢信男氏は82歳だそうです。82歳とは思えない色気の有る文章です。おもしろさに惹かれてもう一冊2007年に上梓した「とおりずきていった人々」を注文しました。
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