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2009年12月30日水曜日

祖母の記憶

遥かなる絆」と同様の経験をした祖母は私の宝物でした。7回忌を数年前に終えた訳ですが、生前に私に「中国の人は優しかった。ソ連は嫌い」と口癖のように言っていました。

祖母は私の母と伯父2人を連れ、ソ連の機銃掃射に合いながらも一命を守り、引き上げ船で帰国しました。黒龍江省はソ連との国境に近く、凍てつくような寒さだったと聞いています。伯父1人は健在ですが、年上の伯父は私が小さい頃に脊椎カリエスが進行し、命を落としています。療養所に行った記憶がぼんやりあります。確か渋川だったような。その伯父は動物が好きで、私を膝に乗せて物語を聞かせてくれました。死んだ日に伯父の夢を見たことを覚えています。

祖母は数家の中国人にかくまってもらったといっていました。

中国人と日本人の軋轢はどうして生じたのでしょう。こんな過去の優しいいきさつを知れば、尊敬と敬愛の気持が持たれるはずです。

今の若者にこそこの「遥かなる絆む」を見て欲しいと思います。


慈しみ愛されれば、愛を返せます。慈しむべきです。

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