ハドラミーという言葉を知っている人はイスラム通です。
中国人の華僑ネットワークは巷に有名ですが、このハドラミーというイスラムネットワークが存在するのです。
イエメンは北にサウジアラビア、東にオマーンと接する中東の国ですが、この南イエメン、ハドラマトゥ出身者でつくるネットワークがこのハドラミーなのです。
ウサマ・ビィンラディンもその一人といわれています。
ハドラミーについて調べたくて検索してみたのですが、このハドラミーを解説している書籍は日本にはほとんどないようです。この休みに海外の文献で調べてみることにしましょう。
私はかねてより、日本人の基幹となる精神構造を知るためには正反対の中華思想すなわち華僑ネットワークやこのハドラミーなるイスラムネットワークを検証する必要があると思っています。彼らは遠い外国の地に一人でいてもこのネットワークを通じて交信することが可能なのです。ここが日本人との大きな違いです。
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