小学生のころ父親の職業に「窯業」と書くのが嫌いだったと既出しましたが、この年になると妙に焼き物に目が行きます。
父親の作ったものは数点しか残っていません。この茶椀も新婚の頃妻が綺麗に肉じゃがを盛ってくれた茶椀です。父親も草葉の陰で苦笑いしていたことでしょう。
耀変というのは偶然が重ならないと自然には出来ないといっていました。写真では見えないかもしれませんが、父が「赤が偶然出た」といっていたことを思い出しました。
日本人の美意識と武士道は関係がありそうです。生きたい、しかし死を覚悟する「葉隠」にあります。
バーナード・リーチ氏の父への言葉を思い出します。
優しさは厳しさの裏側にあります。
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