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2009年12月13日日曜日

美術鑑賞   「日曜美術館」

日曜9時のNHK「日曜美術館」ときどき見ます。

長所はこの番組の情報によってどこで何をやっているということが分かります。

短所として「観る前に意識させられてしまう」ことです。

美とは「役に立たない機械」(C子さんのブログの引用)そのものです。カントのいう「目的なき合目的性」です。

主観的要素なのに主観的要素の集合としての客観性が求められる矛盾の結晶でもあります。

パリ(公務員のストライキでひどいことになっているようですが)では大ルーブル、オルセー、オランジェリー、ゴッホ、NYではメトロポリタンと出来るだけ見て回っていますが、日本にも大小さまざまなれど沢山の美術館が存在します。

妻にそのことを話すと「ぴあとかにも出ているよね」だそうです。そういう人は観に行かないのです。日本人の美術鑑賞には主観的要素→客観的要素ではなく、客観的要素→主観的要素という具合に「集団に刷り合わせる」傾向が強いようです。日本人的美術鑑賞傾向かもしれません。

安宅英一氏の片腕として安宅コレクションの蒐集に尽力した伊藤郁太郎氏の著作「美の猟犬 安宅コレクション余聞」が届く予定になっています。

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