山に育ったものは海に憧れます。逆もまた真なりです。
大学に入ったころには夏と言えば海でした。冬も海でした。徹底した海人間でした。
妻が友達と夏休みといえばと話をしていたら、一人は山、二人は海ということでした。
私もずっと海人間を自称していましたが、もしかすると山人間なのかもしれません。
山登りの一歩一歩を踏みしめる感覚は、人生のそれに似ています。決してスーパージャンプはあり得ません。
海は驚きです。人知を超える圧倒的パワーと存在感、神秘的ですらあります。しかし破壊的です。
今ふたたび海と山を振りかえります。甲乙つけがたいというのが今の心境です。
ただひとつ言えるのは、そのどちらもチャレンジするにはそれなりの知識と経験、さらに努力が必要です。
山登りのセッティング、スキーのビンディング調整やスキー板のメンテナンス、さらにサーフボードりリペアやワクシング、このどれも出来て初めてチャレンジ出来ると信じている私には妻の存在はエイリアンのようです。
それも人生の不思議のひとつです。
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