テレビではありませんが「まったく小さき国やのー」その通りです。
自国から一歩外に出てこの国を考えることは人間の幅を大きくします。私などその機会に恵まれず未だに島国根性から抜けきれません。外から中を見る、いうなれば俯瞰が肝要です。
ハーバードを卒業して東京大学文学部教授をしているロバート・キャンベルさんも外から日本文学を見て、日本人以上に繊細に考えています。外から見る目は固定概念に振り惑わされないからでしょうか、説得力があります。NHKのJブンガクはそんな切り口の番組です。是非ご覧ください。
「若者よ外に向かって飛び立ちなさい、ゲージの中では何も生まれません。」
しかしその前にです。早急なのは若者の特徴と言ってしまえばそれまでですが、何事も下調べが必要です。前述のキャンベル教授も日本研究の第一線のハーバード大学でルース・ベネディクトの著した菊と刀や様々な日本研究を積んだうえに来日しているのです。
「いそがば回らない」というキャッチフレーズのプロゴルファーがいますが、今のプロできちんと解説出来る人の出を考えてください。角界だって同じです。下積みは必要です。
下積みをして、基礎力を高めて、海外に進出してください。明治維新の若者がそうだったようにそこには必ず得るものがあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿