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2010年2月26日金曜日

ビジネスモデル 失敗例  シュークリーム



15年も飲食店を経営していたので小売業のビジネスモデルの代表的失敗例を経験しています。

一番いけないのは「お店側の事情が透けて見える」ことです。つまりどうやって儲けようとか、どうやってコストを減らそうとかという考えが見えてしまうことです。

つい最近、青葉台にある老舗の洋菓子屋さんに行きました。そうシュークリームで有名なあのお店です。すると名物の普通のシュークリームが値段は変わらずに小さくなっていました。これはいけません。お店の人はお客の心理がまるで見えていないのです。

ここの人気の理由は特別な材料を使った特別の味ではなく、昔ながらの懐かしいシュークリームが大きくて、普通の値段だからです。

皆さんの中には小さくすることも、値段を上げることも結局は同じと思われるかもしれませんが、値段を上げるほうがまだましです。(あくまで「まし」な訳であって決してよくありません)

お客はコストダウンと同時に満足感も失うからです。こういった手法で長続きした店はありません。

ではどうすれば良いのか?

その答えは視点を変えてください。丸亀町商店街です。すでにそのビジネスモデルは限界に来ているのです。「イノベーションのジレンマ」と「イノベーションの解」を参考にしてください。

これもひとえに失敗を数々経験してきたからこそ言えるのです・・・・・・・・・・・・・

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