平松洋子さんは本の中で、しんみち通りの飲食店をいくつか挙げています。彼女は両親に連れて行ってもらったとあります。
学生の時は、私の場合には、しんみち通りに安い定食屋さんがあるといってもそれでも高いのです。平松さんが言っていた「嘉賓」と「三金」に入ったのは社会人になってからです。しばらく前までお願いしていた法律事務所がすぐ近くだったので三金ではよく昼食を食べました。とんかつというのは無性に食べたくなる時があるのです。
嘉賓の牡蠣ソースそばは有名ですが、私には今一つといったところでした。これなら老麺が好みです。
老麺といえば渋谷の中華井門のものが好みでした。表面はカリっとなかは柔らかく、黄にらを入れただけのシンプルなものでした。美味しかったです。ここも亡くなってしまいました。「梅蘭」より美味しいと思います。
良く先輩に連れて行ってもらったのは「酒蔵 駒忠」です。私達が上級生になったときには新宿通りにあった「ニュー浅草」です。残念ながらふたつとも閉店したようです。
そうそうしんみち通りの入り口にあった「来来軒」は数回行ったことがあります。いつも行くときは宴席でした。
そんなお店も姿をなくしました。栄枯盛衰です。
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