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2010年5月13日木曜日

PCクロニクル

思えば私が初めて使ったパソコンはマッキントッシュの初期型でした。価格はソフトを含めて150万位したものをもう使わないということで使わせてもらいました。これは実用的には使いこなせなかったのが本音です。

その後、まだエクセルが出る前にロータス1.2.3を使用したいがためにN社やF社の国産パソコンが大きなシェアをしめていた当時、ご多分にもれずこれらのPCを購入しました。当時は専用の用紙を使い、印刷機も重くて大きいものでした。もちろんインターネットや映像編集などには使えない代物でした。

ほどなくしてWINDOWSが発売されるや否や、PCが身近にとても使いやすいものになってきました。初めてネットを通じて色々な情報を取得出来るようになりましたが、情報の質は玉石混淆でした。

そしてメールがごく当たり前の通信手段になり、高速、小型化が進み周辺機器も大きく様変わりしました。

今私の使用しているWINDOES7の64ビットのパソコンの価格は当時の1/4です。

昨日、2年ほど前に購入したF社製のPFDスキャナをこのPCで使えるようにすべく、対応のドライバを探したところ、結局使えるようになるまでに半日掛ってしまいました。同様の事をC社で行うとものの数分で済みます。

何故なら、一度登録して顧客製品確認をして、さらにビスタ用を一度埋め込んで(直接はie8では埋め込めないので他のPCでダウンロード)してさらに3つのドライバをそれぞれアップグレードさせていくからなのです。その都度再起動を要請され時間が掛ってしまう訳です。

さらにこのF社では顧客対応窓口を縮小させる思惑のようで、どんな場合にも有償の窓口に導入させようとしています。電話の繋がり方も3回目までは自動音声で繋がらないようにしてあり、その後になります。オペーレーターの不充実は彰かです。

どうしてこうなってしまったのでしょうか?S社は急速に業績回復をしていると聞きます。さらにノートンなどは購入後の対応が完璧です。

メーカー各社もその時代に応じて顧客への対応も異なり、顧客もその使い方が変わってきています。新しいOSに対応したドライバなどはもっとオープンに手軽にダウンロード出来なければ意味がありません。

この結果メーカーの栄枯盛衰があるのも事実です。

しかしながら物を作るということは、その物の向こう側にある人を見るということです。これをせずただ作り続けるのは愚の骨頂としかいいようがありません。

こんなウタがあります。「コンプアライアンス 気にしすぎ 結果会社死に体に」 

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