都市計画を学んだものとして衰退する都市を目にすることは多く、ここ熱海に限った事ではありまんが、共通点があります。
一つはインフラの整備が出来ていないことです。例えば熱海の駅前には大きなバス専用のロータリーがありますが、利用者の視点ではなく、バス運転者の視点そのものです。人間中心とした街になっていないのです。
さらに自家用車の駐車場はどこも狭く、公共のそれは2段式の自走式が多く止めにくいのです。
街はシャッターがおりたままになり、活気がありません。駅前で目にする人はオール65歳以上で若い人を見かけません。私の生まれた北関東のK市も同様ですが、時代の要請に行政が対応していない訳です。気付いたときには手遅れなのです。
こんな場所では税収は伸び悩み、さらにインフラの整備は進まず、負の連鎖に陥っていく訳です。
山一つ越えた三島市とは対照的です。
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