映画の宣伝です。
今上映中のジョン・レノンのビートルズ以前の自伝的映画です。
二人の母親に育てられたジョンの複雑な心境と葛藤。
若者が抱く「居場所」のなさ。私はこの「居場所」のなさを経験していない人はあまり信用できません。
自分が何者で、何をするべきか迷い考え悩むその無為な時間こそが人間という幹を太く逞しくするのです。
「赤ずきんちゃん気をつけて」を読んで共感し、カントやマルクスを論じ、ギターを弾いて叫んでいたあの頃が、今の自分を造っていると確信できるからです。
若者よその「居場所」のなさこそ、若者の特権なのです。
もちろん曲はジョンの「イマジン」です。
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