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2010年12月22日水曜日

断捨離のすすめ  

TVでも良く取り上げられる「断捨離」です。もともとはヨガの断行=外界から余計なものが入ってこないようにアクセスを遮断する、捨行=身の回りの不要なものを捨てる、離行=精神的に自由になる事なのです。現代ではこの断行が難しいものです。

でも物を切り離して少なくするのは今更のお話ではないのです。

大好きな女優であるオードリーヘップバーンは映画「戦争と平和」の中で「悩みなんて投網のようなもの、引き上げるまでは重いけど、上げてみると大した獲物は入っていないものなの」と言っています。

人間の執着が強ければ強いほど、そのものはすっと手から離れていくものなのです。

死の哲学を実践している私としては、毎回海外に渡航するたびに「遺言書」を書いています。

書きながら考えるのは本当に死に直面した時、人間の大切なものなんて本当に少ないということです。

50歳を過ぎたら毎年必ず、身の回りの整理をしています。要らなくなったものを処分します。

人間最後は物や人でなく自らの記憶のみになるのです。エミール・ウングワレーの絵のように混沌として行くのです・・・・・

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