これ全て横須賀に展示されている日露戦争、日本海大戦で大活躍した
旗艦「三笠」の写真です。
我が家から早ければ車で横須賀まで40分です。
この施設の内部も閲覧できるようになっています。「坂の上の雲」の夜襲作戦の背景のような重々しい英国作家の油絵が掛っていました。
秋山七段作戦と呼ばれる作戦についても説明がありました。この海戦による戦術上の変化も目を見張るものがあったようです。
後にバルチック艦隊を撃破することになった日本では、ロシアのマカロフ提督の提唱する「
遅速遠距離射法」ではなく、「
高速近距離射法」を用いたのです。
当時の魚雷には
甲種と
乙種があり、前者が射程3000メートル、15ノットに対して、後者は射程1000メートル、28ノットだったのです。
いずれにしても肉を切らせて骨を断つ戦法のようです。いつの時代も成功率とリスクの両天秤は必要のようです。
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