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2011年1月12日水曜日

FACE BOOK

昨日、女性28歳のお客様(私にだってこんなうら若い女性のお客様もあるのですよ・・笑)とランチをしながら話題に出ていたのが、フェイスブックとツゥィッターでした。後者は友人のO氏もやっていると言っていたのでぼんやりは知っていましたが、前者がここまで広がっているとは知りませんでした。

ここからは息子の解説を踏まえてのお話です。

そもそも、フェイスブックはフェイスマッシュという仲間内の女子学生の顔写真コンテストからスタートし、ハーバードの学生交流のために開発が進み、次第にアイビーリーグ、高校生、一般と普及していった経緯があるようです。

実際にフェイスブックに登録することはとても簡単です。内容はツゥィッターとさほど変わりません。
しかし、SNSというものが私には分かりません。実際に昨日、友人と話していたのにさらにフェイスブックでその後のコメントなどが記されています。それをさらに共有するのです。一方、個人情報が悪用される事件は後を絶ちません。フェイスブックのように実名で公開することにリスクを感じないのでしょうか?

もしかすると、フェイスブックというのは現在の若者の持つアイデンティティの理解に役立つかもしれません。

個人の繋がりが弱くなっている分、いつもどこかで繋がっていたいという欲求が、さらに限られて仲間内=自分を共感してくれる価値観の等しい人たちとの安心感がこのシステムを広げているような気がします。閉鎖的社会性と題して誰かが論じていましたが、そういうことかもしれません。

フェイスブックを利用している人を批判するつもりはありませんが、私にはどうも穿った考えが浮かびます。元々、ハーバードの学生に対する、自分たちもハーバードの仲間入りをしたいというコンプレックスを利用して拡大していったビジネスです。つまり、選民意識そのものなのです。アウトローを自負する私にはどうもこのようなSNSは苦手なようです。

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