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2011年3月20日日曜日

知恵が足りていない 閣僚補増すべし

今回の大震災ゆえに過去のシミュレーションはほとんど役に立たない。

震災、原発事故、電力不足という三重苦にあっている我が国、未曾有の災害である。

早急な被災者への復興は望まれるべきであるが、震災地に急いで仮設住宅を建築しているが、被災状況さえ掴めていない人たちにとってあまりに性急な方法ではあるまいか。

大家さんたちで作る団体がある。この団体では80万戸の空き室を有していて、その空室を被災者用に貸し出す用意があるという。どの大臣からもそんな声は聞こえない。

ある試算によると家賃7万円として年間84万円、一方仮設住宅の建築費は400万円弱だという。

賃貸住宅を取り巻く状況は長期のデフレと景気低迷により空室率が上昇している。これを逆手に取り込み、余剰資金を被災者の生活費に回したらどうだろう。

閣僚の補増には大賛成である。谷垣氏を指名したことはやりすぎとの声も上がったが、このような災害の復旧には党も政策論も必要ない。強力なリーダーシップを発揮する政府そのものだ。

断った谷垣氏の器の小ささも驚きだが、周りで政党戦略だとか、それはやりすぎだと揶揄する議員の小ささも虫ほどの値打ちもないと思ってしまうのは私だけだろうか。

「知恵がなければみんなで出し合う」これしかないのだ。

仕訳で名を馳せた某議員も、買いだめや、ガソリンの給油に向かう消費者に対して、もっと強いメッセージを発して、国民のパニックを回避することこそが責務であろうと考える。

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