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2011年5月10日火曜日

震災から2カ月 渋谷 

震災から2カ月が経過しました。被災した地域や原発の影響を受けている福島県の地域では依然厳しい状況が続いていることと思いますが、本日、渋谷に支店を持つ銀行の支店長とお話をする機会を得、そのときに今回の震災から2カ月経過した渋谷の売り上げを聞いて見るとあながち雨や曇りばかりではないようです。

3月の震災直後は別として、若者の多い渋谷地区の飲食店(比較的廉価な)は売上を落としていないところも多いようです。一方、歌舞伎町、銀座地区は全体としても厳しい状況のようで、特に高級店舗は大きなダメージを受けているとのことでした。

ガソリンスタンドの話ではありませんが、毎日3時間かけて並んで4リッターのガソリンを入れに来ていた70歳の人の例は極端だとしても、何かが大きな事件が起こると物を買い占めすることで安心する傾向はどうやら年齢にもよるようです。

さらに夏の連番のために操業を再開し、倍増でアイスクリームを作り冷凍保存している工場もあるようで一時的特需も見られるようです。

日本人は悲観的です。しかし、すべてが雨や曇りなどということは決してないのです。玉石混交の例えです。

ちなみに東京の東側は全く住宅ローンが伸びていないそうです。今までだったら人気の浦安や葛西を避けて東京の西(城西地区)に反動で人気が出ているようです。これまた同様です。

鴨長明の方丈記を思い出してみてください。

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