録画してあったジロの第三ステージを早朝に見ていたのですが、後半のテクニカルな下り坂で落車事故です。
事故を起こしたのはレオパード・トレックのこれからの有望株ベルギーのウェィラント26歳です。
映像では首が横に曲がって、大量の血が道路に流れていました。即座にドクターカーがきて心肺蘇生を行いましたが、即死だったようです。
ボーネンと同様クイックステップで数勝をあげ、ヴェルタでもステージ優勝し、奇しくも昨年のジロのこの第三ステージでは勝利した成績を収めています。今年パパになる予定だったと聞きます。
あまりにも早い死です。心よりご冥福をお祈りします。
前を走っていた別府君の話では縁石に乗り上げた単独事故のようです。これほど練習を積んで慣れている選手でも落車するのです。ロードレースは危険なスポーツであることは変わりません。
弊社の顧問をお願いしている弁護士先生も修善寺のCSの小さな連続カーブで側道沿いの杭にとられて落車し、大腿骨、恥骨、鎖骨を骨折する事故を起こしました。大きなカーブはそれなりにブレーキングするのですが、小さなツヅレ折はスピードが上がっていて大変危険なのですね・・・
よくそれを胆に銘じて走るようにしなければなりません。実は私も事故を起こすまで下りではノーブレーキングに近い走り方をしていました。スキーのGS競技のスピード感があるのであまり怖くないのです。でもあれ以来、心のブレーキを踏むようにしています。
ワウテル・ウェイラント Wouter Weylandt この名前を記憶に刻みつけました。
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