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2011年5月26日木曜日

カッティングエッジ N.Y

スモールラグジェアリーの手本としてアマンリゾートやスプレンディドを取り上げたばかりですが、人生と同じホテルも休息と覚醒が必要です。

覚醒と言えばやはりNYです。我が社のT女史はTVドラマ「セックス&ザ・シティ」の大ファンだそうですが、ドラマさながらのカッコいい街です。

フィリップスタルクが手掛けてメルクマーク的存在だったロイヤルトンも若手建築家チーム、ローマン&ウィリアムズによって大幅にリノベートされNYの時間の速さを感じさせます。

さらにイーストサイドで老舗のマークもフランス人デザイナーによって改修され、ジャンジョルジュによってレストランは監修されました。

そんな中、最も耳目を集めているのがエースホテルニューヨークとザ・スタンダードホテルニューヨークです。どちらも週末になるとクラブのラウンジ宜しく宿泊客以外でごったがえしています。



さらに元印刷工場をホテルにしたインクフォーティエイトホテルはレストランに「プリント」「プレス」という名前のつけようです。

船乗り専用の宿をリノベーションしたザジェーンは映画「バートン・フィンク」をイメージしています。

内部から進化している街がNYです。

80年まで使われていた高架線の荒れ地を公園をつくり、南端にはホイットニー美術館をつくるなどしていますから見どころ満載です。それにどこかの国のように、保身を考えて都市計画をしていません。どうしたら市民が気持よいのかそちらの方を優先して考えています。日本だったら浮浪者が寝泊まりするからベンチは寝られないように仕切りが付けられていたりします。まったく本末転倒の例えです。愚痴ってしまいました・・・・

古い廃線の建物は映画「ボーンコレクター」の舞台のようですね・・







休息と覚醒どちらも生きるために必要なものです・・・・

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