この人がいくら糞尿の本を書いたからといって勘違いしないで下さい(笑)
このアナール学派はフランス語の年報の意味で、それまでの実証主義的歴史解釈から歴史の構造分析を重視する社会史を提唱した学派なのです
題名に惹かれて最初にこの人の「コ―マルタン界隈」を読んだのです。コ―マルタンはパリにある実際の地名で、丁度、オペラからサンラザール駅に向かう途中にある雑然とした通りの界隈です。
また、この小説家はフランス文学研究者でもあるのですが、とにかく著書につけるネーミングが良いのです。
「マピヨン通りの店」「ああ、そうかね」「八十二歳のガールフレンド」「残光のなかで」・・・・・・
今回購入したのはこの「別れの手続き」という散文集です。人生の最終ステージに立った老作家の思うところを感じてみます。
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