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2011年6月14日火曜日

読書法 バタフライ効果


私がユリゲラーの真似をしたのではありません。コンビニのスプーンが熱いスープをかき混ぜたらこのスプーンだけがぐにゃつと曲がってしまったのです。他のスプーンではなりません。

コンビニに文句をつける訳ではありません。世の中、起こりそうもないことでも起こるのです。それがほんの少しの揺らぎでもしだいに波及し、あるところでは大きな変化に繋がるバタフライ効果というやつです。

閑話休題

昨日もテレビで速読術について取り上げていました。私の読書もこれを利用します。簡単に言うとイメージングです。文章を言語として認識すると言うより、映像化していく訳です。これは確かに速いものです。私の読書は1勝2敗です。3冊買うと1冊はあたりで、残り2冊は速読のみです・・・

多い時には年間150冊金額にして3ケタまでいったこともありますので仕方ありません。

遅読もします。何回もいったりきたりしながら、付箋を貼ったり、折りたたんだりして何回も読み返します。これはこれでより詳細な効果が得られるのです。速読で白黒の無声の画像だったとすれば、遅読により色が付けられ、音まで聞こえてきます。そしてさらに良く読み込んだ時にはその場面にストリマーのような説明が加わります。世界史の教科書の欄外の説明のような感じです。

村上春樹氏の1Q84は何回も読み返して、色や音までは脳に浮かび上がります。高円寺の風呂屋や公園もその形まではっきりしています。今のところ溜飲の下る小説ナンバーワンです。

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