めざましテレビの大塚キャスターが急性リンパ性白血病で番組を一時降板した。
彼の事務所が恵比寿にあるからか、2.3度ガーデンプレイスの洋服店で顔を見たことがあった。
この病気は以前は大変難治で使用できる薬も限られていたが、この十数年の間に日本でも認可され使うことのできる薬が増え、以前の治療成績とは比べ物にならない状態になった。
この病気の中でフィラデルフィア染色体に異常が見つかるものがあり、特にこのケースは難治とされていたのであるが、この染色体から作り出される酵素を抑える分子標的薬(イマチニブ、商品名グリベッグ)が開発された。
さらにこのイマチニブに抗生を持つものに対して分子標的薬(ニロチニブ、商品名タシグナ)がさらに別のダサチニブ、商品名スプリセル)が開発され治療方法も多岐にわたってきた。
しかしながら急性リンパ性白血病は恐ろしい病気であることは間違いない。
治療に専念して早く元気な姿をまたテレビで拝見したいものである。
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