娘が年頃になり、息子も大学卒業の年齢を迎え、いつ結婚話が俎上にのぼってもおかしくない我が家ですが、結婚しいては子育てはさせたいと考えています。
以前にも記しましたが、親は子供を真正面から見て育ててはいけないと。子供はそんなことをされたら委縮し矯正されてしまうからです。肩越しに親を見る程度で十分なのです。
そして必要な時に必要な分の手助けをする。植物を育てるのと同じです。太陽と水が植物を成長させる補助装置です。あくまで補助です。
教育は親であっても教師であっても贈与だと考えています。一方的に何ら報酬の無い贈与行為です。
では全く親には見返りはないのでしょうか。いえいえ、大きな見返りがあります。何故なら、子育てを通じて親は別の社会とリンクし、好き嫌いにかかわらず色々な情報に晒されて収斂していくのです。
この結果、親本人が自分だけでは手にし得なかった経験が出来るのです。
まさに子育てが親を成長させるのです。
ただ、ひとつ大切な事はその状態をいつまでも持続せず(持続させている人が多いのです)ある時期にリリースする必要があります。それが大切です。
内田先生の著書にこんな本があります。教育学の専門家ではなく、理論的整合性は分かりませんが、いつもの語り口で分かりやすく読みやすい本です。私は好きです。
私は膝を打つ文章が多かったのでここでご紹介させていただきました。
私は1年間におおい時は3ケタ分の本を買います。もちろん全て保管するには大きな本棚が必要になります。
先日、ブックオフに本を持って行ってわずかなお金をもらって、何か残念な気がしました。
そこで思いついたのが知り合いに無料で本を譲る事です。
些細な知識や情報でもこれで共有できればこれ以上幸甚なことはありません。
詳細はフェイスブックにオープンしますので本が欲しい、読んでみたいと思う方はフェイスブックを確認下さい。
知識や情報もシェアする時代です。何事も自分だけは寂しすぎますから・・・笑
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