ジェネリックというと薬品を想像する人が多いと思いますが、家具にもジェネリック家具というものがあります。ジェネリックとはある一定期間を経過し、デザインや発明そのものをオープンにする発想です。中には、こういった物を「本物」でないコピーだと決め付けてしまう人もいますが、私はこれはこれでいいのではと思います。実際バウハウスの家具はスチールで作られているものが多く、湿度の高い日本では錆びが発生しやすいです。ジェネリックの家具の中にはこうした日本の風土をうまく取り入れ、一部の素材をステンレスに変更したりしています。「本物」とは時代が築き上げていくものだと思います。ブランドでも作者でも不動ということではありません。相対的関係性において論されるものではないでしょうか?
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