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2009年6月2日火曜日

カーグラフィック#19


100年以上の歴史に一応の終止符を打ったGMの連邦破産法申請の翌日のカーグラです。


昨日、排気系のメカマークと運転中にモゴモゴする音を感じたので急遽、青葉ICでおりずにそのまま東名横浜BMWに持ち込みました。本日は代車の750ILの試乗インプレッションです。


以前も750iを試乗したことがありましたが、iLは初めてです。しかし、これがすごく良いんです。


750iのとき感じたV8の勇ましい音はほとんど感じられず、ジェントルリーダーです。サスは重い車体をしっかりと支え、フニャフニャ感はありません。首都高の段差もなんなくいなしてくれて、すばらしい収束です。ハンドリングも秀逸で一回り小さくさえ感じられます。iに比べて少し長くなった分、さらにピッチングはありません。中低速の運転しやすさも、140Km以上の速度域の安定性も(これはアウトバーンの話ですよ!)素晴らしいものです。


新しい7シリーズはこの試乗した旧型よりレクサスに似ていますが、740に搭載される直6ツインターボ気になります。環境にやさしい低燃費を実現するそうです。


そういえばBMのエライところは、あれまで宣伝していた「ハンドロジェン」をあっさり捨て、新しいエコカーに変わり身の出来るところです。同じドイツのメーカーは今でもディーゼルに固執しています。


人間も同じです。殻を破るには古い形式や思想を開放し、一度リセットする必要があります。成長とはそこから生まれるものです。
写真はBMWのWEBよりお借りしました。

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