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2009年7月7日火曜日

ロバート・マクナマラ 死去




今朝、ロバート・マクナマラの訃報が新聞に掲載されていました。
私たちはベトナム戦争後に大学に入学したので、彼がベトナム戦争拡大の張本人としてバッシングされていたことあわせて、その当時彼が国防長官時代にとった核戦略を国際政治の授業で聴いたことがあります。
映画「13DAY」にも登場しています。彼は国防長官になる前にフォードの社長も務めており、当時の彼の部下が「アイア・コッカ」だったのです。
退任後、世界銀行の総裁も勤め勲章も授与されています。ベトナム戦争を泥沼化した張本人である一方、彼のシステム構築論のおかげで戦費をこれだけに抑えたとも言われています。ですから何事にも光と影があるわけです。ただ、ひとついけなかったのは自分の政策が誤りであったと回顧録で認めたことです。
日本のどこぞの経済学者にもいました。私が行った構造改革は間違っていたと公言した人のようです。

要職にある人間は間違いは公言するべきではありません。ましてや国家の戦略です。自らの中にしまっておくべきです。私はこういった回顧録で間違っていたと認める人の心には「良い人間として評価されたい」「私は悪い人間ではない」という自己中心的な人間だと感じます。
昔の政治家は言ったものです。「墓の中まで持っていくと」そのくらいの気持ちがなければやるべきではありません。
写真はウィキペディアよりお借りしました。

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