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2009年11月25日水曜日

坂の上の雲 司馬遼太郎

NHKの大河ドラマ「直江兼続」が今週終わってしまったので(今回の大河はイマイチと思っていたのでいいんですが)どうしてかなと思っていたら、3週連続で司馬遼太郎の「坂の上の雲」を放送するのだそうです。

坂の上の雲は「日本騎兵」を育てた秋山好吉、「日本海軍発展の祖」となった秋山眞之正岡子規の織り成す明治維新の物語で仔細は番組に譲ると致しますが、ここで注目したいのが作家司馬遼太郎氏についてです。

彼の著作はたった3冊しか海外に翻訳されていないというのです。同様に多作で有名な評論家の吉本隆明氏はゼロだというのです。その一方で世界的に評価の高い村上春樹氏は奪うように翻訳出版されています。

この違い何なのか?U先生によると「対抗文化」だというのです。なるほど納得です。

司馬遼太郎氏や吉本隆明氏の文章に日本人以外は全く興味を占めさないのです。これは面白い行です。

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