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2009年11月25日水曜日

不運と思うか 幸運と思うか

先月駐車中にぶつけられて修理を終えたばかり我が黒い貴婦人ことBMが今度は高速道路の飛び石でフロントガラスの交換が必要となってきました。最初は小さなほつだったのが20センチ以上に亀裂が広がり、ディーラーより交換が必要と相成りました。

まあ、これを「不幸」と見るか、「幸運」と見るか人それぞれでしょうが、いずれも高速で前のトラックが宙返りしてスレスレを通り抜けたり、大きな積荷が崩れて後一歩という経験している私としては「幸運」ととらえることにします。

蛇足ですが、ガラスというのは均質な物質です。合気道の達人でもあるU先生が、均質なものほど「隙」が出来ると言っていました。本当は一部のエリートによる日本の権力システムつまり官僚構造のことなんですけどね。

話は変わってとある日の出来事

契約してからまだ一度も行ったことがない私を妻が銀行の貸金庫(別に何も入れてないです権利証ぐらいなのですが)に連れて行ったときのことです。カードで入室のOKが出て、中に入り、金庫の位置を妻が説明しているとき、他の貸金庫に鍵が付いていて空いています。それを妻は見るや否や、

すぐインターホンで連絡して!」それを言い終わる前に妻はパタパタとあわてて外に飛び出して行きました。私が振り返ると作業室は2机あり同時に2組入れるような構造です。それに私たちが使っていないところの扉は閉まっています。

外に出て、銀行の人にあわてて話している妻に

人がいるんじゃない?」というと、妻は「ハッ!」

あわてた銀行の人もすっといなくなりました。後で私が妻に「どうしてあせるの?」

すると妻は「私たちが疑われたら嫌じゃない

何一つ悪いこともしていないのに、「疑われたって構わないでしょ」と言うとと黙ってしまいました。

そりゃ人間失敗することもあります。25年経って変わらない癖もあります。みんなあばたもえくぼです。
いいじゃないですか。

しかし、しかし危機管理能力はもう少し付けましょう。大人なんですから。

私はおっちょこちょいですが、こんな火事場には冷静です。大きな火事場ほどです。脳の空間認識能力というものはこういった事例に関与しているのかもしれませんが、なにせもう少しで大台です。パタパタは遠慮しましょう。もう少し冷静に周りを観察して欲しいものです。


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