アラバマ大学のハインツビル校で女性准教授の銃乱射事件が報道されました。痛ましい事件です。この女性を弁護するつもりはありませんが、この事件にはアメリカの大学が持つテニュア制度が存在していると思います。
この准教授=Assistant Professorはハーバード大からこのアラバマ大に招聘され、今年がこのテニュア制度の最後の年だったそうです。ハーバードはもともとテニュアが極端に少ない大学なのですが、このテニュアに通らなければ解雇になるのです。テニュアに通れば文字通り、教授=Associate Professorになり保障もされます。天と地ほどの差なのです。
このような熾烈な生存競争は身も心も喪失させます。アメリカの能力主義の光と影でもあります。
基礎に進むと言っている息子も他人事ではありません。
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