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2010年2月15日月曜日

流動性の罠  Liqudity Trap

ケインジアンでなくてもこの言葉をご存じの方も多いとは思います。

一定の利子率以下になると通常の金融政策が効果を発揮できない状態になることです。日本でも1990年に一時的にこの状態に陥りました。

これにより貨幣供給は投機的動機に基づく貨幣需要が無限大になるというものです。

そう利子はマイナスにはなりませんから。曲線を思い出してください。

ケインズはこの解決策として財政政策や外的要因による輸出の増加、イノベーションが有効であると説いています。

しかし、一部には未だにインフレターゲット論をもって解決策であると信奉しているマネタリストがいることも事実です。

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